2018年 長田理事長「年頭所感」

新年あけましておめでとうございます。
組合員の皆様には平素より組合運営ならびに事業推進にご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。

昨年は理容師法制定から70年を迎えた節目の年で、全国理容連合会は「減少から増加への反転」を目標に事業を計画いたしました。

まずは全理連営業支援事業としてのインバウンド(訪日外国人)対策ですが、近年増えております外国からのお客様は2020年東京オリンピックに向けてますます増え続けると思われ、お客様として迎え入れるために外国語を話せない中でのコミュニケーションツール作成とテキストを使った講習会の開催を予定しておりますので、是非ご活用いただきたいと思います。

そして、理容業界の強みでもありますシェービングについてはワンラックアップしたエステシェービングの拡大を図るためのテキスト作成、充実した講習会に取り組み、さらに訪問福祉理容に関しては、従来からの姿勢に加え外へ向けて営業を進めていくことが求められると感じており、積極的に取り組み実行に移すことが必要と思われますので、訪問福祉理容の介護保険適用に向けての陳情等と併せて取り組んでまいります。

さて、本格的にスタートいたしました全国生活衛生営業指導センター補助事業による生衛業地域活性化連携事業「大規模災害発生時における生衛業の支援体制整備事業」につきましては、石川県の鮨商組合、飲食業組合、クリーニング業組合と私達理容組合が連携して事業を進めており、今年は組合員の皆様、そして地域の皆様にその活動をPRしてまいりたいと検討を重ねております。
もしもの時のために何が出来るのか、詳細が決まりましたらお知らせいたしますので、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。

これからの理容業界はまだまだ課題が沢山ございますが、個々の店舗の意識強化を図り足腰の強い業界を目指していかなければなりません。組合員の皆さまのご支援とご協力をいただきながら共に乗り越えてまいりたいと願っております。

節目の年からの一歩となる2018年が、皆様にとって良き年でありますようお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

2018年 元旦 石川県理容生活衛生同業組合