2019年 長田理事長「年頭所感」

新年あけましておめでとうございます。

組合員の皆様には平素より組合運営ならびに事業推進にご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

近年、私達理容業界を取り巻く環境は変化の時代を迎えており、アベノミクスにより有効求人倍率も改善し、4年間で雇用が185万人増えたと言われております。

しかし、緩やかな景気回復は続いてはおりますが、我々業界を取巻く環境は変わらず顧客減少と売り上げ低下の厳しい状況にあり、全国理容連合会では「減少から増加への反転」の考えの下、少子高齢化に対応する強い業界作りのための営業に直結する施策として
①高齢化社会に対応して行く訪問福祉理容
②2020年には4千万人ともいわれる訪日外国人に対するインバウンド対策
③近年多発している自然災害への対応として防災への意識
④特に業界の宿題であります介護保険への参入
を打ち出し、全国各県組合において取り組んでいくことが求められています。

また、全国的に組合員の高齢化および組合員の減少が進む中、存在感のある組織づくりが急務であると思われ、石川県組合としては「社会と共に歩む理容業の確立」「家族が集うサロン作りの支援」「理容・美容ダブルライセンス時代への対応」等、次世代の理容の在り方を考えていきたいと思っており、今後、組合員の皆様と共に知恵を出し合いながら困難な課題に取り組み、答えを出し実行に移していきたいと願っております。

年号が変わります本年が皆様にとり良き年となりますようお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

2019年 元旦 石川県理容生活衛生同業組合