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第6章

Word入門

(2) 便利? オートコレクト機能

 Wordには、文字入力を支援するオートコレクト機能というものがあります。これは、よく使われる定型の文字などを自動入力してくれる機能で、普通に考えると便利なものです。

 ところが、これって理解してないと、逆に邪魔になる時のほうが多いんですよね。ちなみに、僕が初めてWordを使った時、オートコレクト機能の存在を全く知らなかったので、ところどころ自動的におかしな変換 や改行をされるのを見て、なんだこれは、と思いました。(笑) 例えば、文頭で半角アルファベットの小文字で単語を入力すると、先頭文字だけ自動的に大文字に変換され、しかも、それで確定してしまいます。半角英数モードでなく、直接入力でもです。何回やっても結果は同じ。腹立ちましたね。こんなの使えねぇよ、と。

 しかし、オートコレクト機能は、使いこなせるようになれれば、普通の文字入力よりかなり便利になるだろうし、(僕は、Wordはめったに使わないので絶対になれませんけど。^^; ) 極論で言えば、設定を全て解除することも出来ます。ここでは、オートコレクト機能を一つずつ検討していくことにしましょう。

オートコレクト設定画面

 メニューバーより、ツール→オートコレクトで、図のような画面が開きます。オートコレクト、入力フォーマット、定型句、一括オートフォーマットの4つのタブに分かれていますが、 前者の2つがオートコレクト機能に関する設定項目です。さて、こんなにたくさんあって、役に立ちそうなものはいくつあるんでしょうか。

《 オートコレクトタブ 》

◆ 2文字目を小文字にする

例えば、半角で「APple」と入力したら、「Apple」にしてくれる。これは、なんかどうでもいいですね。そんな入力ミスをするわけがないよ。 逆に言うと、あっても別に害はない。

文の先頭文字を大文字にする

例えば、文の先頭文字で、半角で「apple」と入力したら、「Apple」にしてくれる。これは、邪魔なだけですよね。大文字で入力したい時は、自分で入力するって!勝手に変換されては困ります。チェックは外しましょう。

曜日の先頭文字を大文字にする

例えば、半角で「manday」と入力したら、「Monday」にしてくれる。これは、チェックを入れておいていいかも。曜日の先頭文字は、必ず大文字にするものですからね。

◆ CapsLockキーの押し間違いを修正する

これは、僕には意味が分かりません。でも、なんとなく邪魔になるような気がする。チェックは外しておいた方がいいんじゃないでしょうか。

入力中に自動修正する

ここは入力したら、自動変換してくれる言葉がたくさん登録されていて、自分でも追加登録することが出来るようになっているのだが、別に、ここで登録しなくてもね。まだ説明してないけど、IME自体に登録できる場所がある。それと、初期設定で登録されているものを見ると、へんなものばっかりなので、邪魔になることはあっても、便利になるとは思えない。この機能は不要ですね。チェックを外しておいた方が無難でしょう。

《 入力オートフォーマットタブ 》

◆ 入力中に自動で書式設定する項目

書式というのは、文書の装飾に関する設定のこと。例えば、文字のフォントの変更、段落、罫線などの設定。ここでは、その書式を文字入力中に自動適用する項目を挙げている。 ここは、状況によって便利な時と邪魔になる時があるものが少し混ざっているので、その都度、変更したほうがいいですね。

♦ 見出し

これは普通の文書を作成する時は関係ないので知らなくてもいい。初期設定もチェックが外れている。

♦ 日付

これは入力した日付に自動的に、書式を設定するとのことですが、具体的にどうなるのかちょっと分かりません。僕が教えてほしいです。^^;

♦ 字下げ

これは文章の先頭にスペースを入力すると、自動的に段落の先頭の字下げとして認識して、以後、改行するごとに、字下げが行われるようになる設定。段落を作りたい時は便利だけど、それ以外の時は邪魔ですね。初期設定では、チェックが外れています。

♦ 罫線

これは便利だと思います。-(ハイフン)、_(アンダーバー)、=(等号)の記号を続けて3つ以上入力して、エンターキーを押すと、それぞれ、細い罫線、太い罫線、二重罫線が表示される。

♦ 箇条書き (行頭文字)

これは文章先頭で、ある種の記号、例えば、*(アスタリスク)、・(中点)、△(三角)などを入力すると、箇条書きの書式が自動的に設定され、それ以後、改行するごとに先頭に、その記号が表示される。字下げと同じで、これも箇条書きをする時は便利ですが、それ以外の時は、邪魔になる可能性が高いですね。邪魔だと思った時は、チェックを外そう。

結語

あいさつ文の「敬具」や「早々」などの結語を入力してエンターキーを押すと、自動的に行の最後尾に表示される。これは、どうなんでしょうか。いらぬお世話のような気もするけど。まぁ、邪魔だったら、チェックを外そう。

これはすごく便利です。-(ハイフン)、+(プラス)の記号を使って表を作成できる。+が縦の罫線になります。

♦ 箇条書き (段落番号)

箇条書き(行頭文字)と似ています。行頭で、数字かアルファベットを入力した後、続けてピリオドを入力すると、それが段落番号になり、以後、改行ごとに、行頭に次の番号が表示される。これも箇条書きをする時以外は、邪魔になる可能性が高いので、普段はチェックを外しておいた方がいいかもしれない。

◆ 入力中に自動で変更する項目

ここは、記号などの自動に変換される設定。なぜ、オートコレクトタブじゃなく、入力オートフォーマットのタブに入っているのかは不明。フォーマットじゃないと思うんだけど。ここも普段、邪魔になりそうなものは、チェックを外せばいいのだが、問題になりそうなのは、

「分数(1/2、1/4、3/4)を分数文字(組み文字)に変更する」

「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」

「日本語と英数字の間の不要なスペースを削除する」

の3つと思われ、「分数〜」 と 「日本語〜」 は、初期設定ですでにチェックが外れているので、「インターネット〜」の項目だけチェックを外しておこう。

◆ 入力中に自動で行う項目

ここは、便利なものばかりだし、普段も邪魔になるようなものはなさそうなので、そのままでいいと思います。