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第6章

Word入門

(15)Wordで図を描く その2

図を描くことについて、もう少し付け加えておきたいことがあったので、その2です。もはや、初心者向けになってませんが、ここまでくると、中途半端にやめるわけにはいかないし・・・。

■ 図、文字の重なり

図を描いていると、それぞれのパーツを重ねて表示したい時があるものです。ここでは、その時の設定変更の説明をしましょう。これを知っていると、描ける絵のレパートリーが確実に増えます。

例えば、最初に四角形を描いて、次に、円を描いたとします。そして、後から描いた円をドラッグして、四角形の上に重ねると、Wordの初期設定では、後から描いた図が上になり、重なった部分の四角形は、見えなくなってしまいます。(下の図、参照。)

これが悪いというわけではありませんが、四角形のほうが上になってほしいと思う時もあるでしょう。そんな時、図上で、右クリックしたメニューの中に、順序というメニューがあります。そこで、背面へ移動を選択すると、

円が背面に移動した図

これは、作業自体は、簡単でたいしたことありませんが、知っていると、知らないのでは、絵を描く上でかなり違います 。また、順序のメニューの中には、あと、最前(背)面へ移動と、テキストの前(背)面へ移動というのがありますね。前者は、複数のパーツがある場合に使用しますが、後者は、折り返しの設定で変更するのが普通なので、なんか必要ない気が。これらも、ちょっと紹介しておきましょう。

◇ 最前(背)面へ移動の場合

上で使用した図にさらに、もう1図重ねることにします。初期設定では、一番上になってしまい、両方の図が隠れてしまいますね。そこで、最背面へ移動を選択すると、円と四角形の下に、図が移動します。

第3の図が背面に移動した図

◇ テキストの前(背)面へ移動

図を描いた段階では、折り返しの設定は、四角になっています。よって、テキスト周辺に、図を移動すると、文字が図の左右に回りこんでしまうので、図の上で、右クリック→オートシェーブの書式設定(画像ファイルを挿入した時は、図の書式設定のメニューになりますが、描いた時は、オートシェーブの書式設定に変わります。)から、背面を選択。それで、図に重ねると、テキストの後ろに図が表示されます。分からない人は、13節の図の配置をもう一度読んで下さいね。 ですんで、 なぜ、順序変更のメニューの中にテキストの背面に移動があるか分かりません。というか、折り返しの設定が四角になってると、テキストの背面に移動のメニューをいくら選択しても、移動しないので、知らない人は混乱しそうな気が。

■ ちょっとしたテクニック

あと、知ってると便利なちょっとしたテクニックを3つ紹介しておきましょう。

1.Ctrlキーを押しながら、図をドラッグ&ドロップすると、コピーすることが出来る。要するに、文字のコピーとかと同じですね。図でも出来るということ。

2.図の細かい配置をしたい時は、図形描画バーから、図の調整→グリッドを選択すると、グリッド線のダイアログボックスが開きます。そこで以下の図のように設定します。

グリッド線のダイアログボックスの説明図

そして、OKボタンをおすと・・・。

グリッド線が編集画面に表示されたところの図

主に、WordでPOPを作成する時などに使用すると、便利な機能です。なお、グリッド線は、あくまでレイアウトのためのものなので、文書の印刷の時、一緒に印刷されることはありません。

3.ページ全体を罫線で囲って装飾することが出来ます。ツールバーの罫線→線種とページ罫線の設定を選択して、開いたダイアログボックスのページ罫線タブを選択します。

線種とページ罫線ダイアログボックスの説明図

上の設定で、以下のようになります。