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第3章

ファイルとフォルダ

(10)その他のファイルの基本操作C

11.ショートカットについて

 プログラムファイルというのは、マイコンピュータを使って開かないといけないフォルダの中にあるのが普通です。例えば、メモ帳のプログラムファイルは、CドライブのWINDOWSフォルダの中のnotepad.exe(C:\windows\notepad.exe)です。実際やってもらえば分かるのですが、そのnotepad.exeのファイルをダブルクリックすると、メモ帳が立ち上がります。
 となると、ここで困った問題点が見えてきます。あるアプリケーションを立ち上げようと思ったら、その都度、そのソフトのプログラムファイルが格納されているフォルダをマイコンピュータを使って探し出さないといけないということになる。これは大変面倒です。いや、面倒でも探し出す力がある人ならまだいいですが、もし、探し出せる力がなかったら、そのアプリケーションを使えないということになってしまいますね。

 この不便さを解消するために考えられたものがショートカットです。ショートカットは、言わば、プログラムファイルの分身みたいなもので、プログラムファイルの所在地とそのプログラムファイルを実行するための情報が書き込まれた特殊なファイルです。ショートカットのアイコンをダブルクリックすれば、プログラムファイルをダブルクリックしたかのように、それに対応したソフトが立ち上がります。

 ちなみに、デスクトップ画面上で、 のような左下隅に のマークが付いたアイコンを見たことがあると思います。それらは、皆、ショートカットファイルのアイコンです。また、普通、ソフトを立ち上げる時、スタートメニューを使いますよね。ここまでくるとピンと来る人もいると思いますが、スタートメニューに入っているのは、実は、全てショートカットです。スタートメニューは、ショートカットをまとめて使いやすくしたものなのです。

12.ショートカットの作成

 購入したアプリケーションソフトをパソコンにインストールすると、ほとんどの場合、インストールのプログラムが、スタートメニューの中にショートカットを作成します。また、デスクトップ上にもショートカットを作成するものもありますね。これにより、一般のパソコンユーザーは、そのソフトのプログラムファイルの所在地をはっきり分かってなくても、そのソフトを実行出来るわけです。
 ところで、その便利なショートカット。本来、プログラムファイルのためのものですが、データファイルやフォルダ、さらにショートカットのショートカットまで作成できるようになっています。しかも、手順も簡単で、誰にでも作れます。ここでは、その作り方を説明しておきましょう。

 まぁ、説明と言っても、ファイルのコピーや移動とやり方は、ほとんど一緒なので簡単に済ませますが。まず、マイドキュメントの中に、a.txtというファイルがあったとして、デスクトップ上にそのファイルのショートカットを作ることにしましょう。コピーや移動と同様、ショートカットの作成の仕方もいくつか方法があります。

  1. マウスの右のボタンで、a.txtのファイルをドラッグして、デスクトップ上でドロップした際のメニューで、『ショートカットをここに作成』を選択する。

  2. マウス右クリックメニュー → 送る → デスクトップ(ショートカットを作成)を選択する。

  3. 右クリックのメニューでコピーした後、デスクトップ上で、右クリックメニューから、『ショートカットの貼り付け』を選択する。

 いずれの方法もファイルのコピーや移動の仕方を知っていれば簡単でしょう。ショートカットを作成したら、ダブルクリックしてみて下さい。本体のファイルをダブルクリックした時と、全く同じ動作をすると思います。まさに分身でしょ。あと、ファイルで出来たら、フォルダや、ショートカットでも試してみて下さい。やり方は全く同じですから。なお、 いろいろ試してみれば、ショートカットのショートカットを作成するのは、ショートカットをコピーしたのと同じ結果になるとか、マイドキュメントの正体は、実はフォルダのショートカットだと か、いろいろ分かってくると思います。

13.ショートカットの削除

 初心者の方や、ショートカットのことを理解していない人がよく勘違いしているのですが、ショートカットというのは、本体のファイルじゃありませんから、削除しても本体のファイルはハードディスクには残っています
 ですから、本体ファイルの所在地を知っているか、同じショートカットが複数存在する場合は、削除しても全然、構いません。例えば、スタートニューにあるアプリケーションソフトのショートカットがある。そして、それと同じショートカットがデスクトップ上に もあり、そのデスクトップ上のショートカットが邪魔だと思えば、ゴミ箱に捨てて、削除してもいいです。また欲しくなったら、スタートメニューからデスクトップ上にいつでも作成できますから。
 また逆に、スタートニューに使わないソフトのメニューがあるからといって、それを削除しても、そのソフトを削除したことになりません。ショートカットが削除されただけですから。本体はしっかりハードディスクに残ってます。ですので、いらないソフトだと思っても、スタートメニューの中のショートカットは勝手に削除しないようにして下さい。スタートメニューのショートカットを削除すると、本体のプログラムの所在地が分からなくなってしまうだけです。そうなってしまうと、ある程度の知識を持った人じゃないと、そのソフトをパソコンから消せなくなってしまうこともあります。もっとも、ショートカットを削除した本人はハードディスクからそのソフトを消したつもりでいるので、変な話、そのまま、ずっと勘違いをしていれば問題ないのかもしれませんが。

以上、 これで、ファイルとフォルダの章は終りです。(^^)