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第3章

ファイルとフォルダ

(1)ファイルとは?

 ファイルと次の項でやる予定のフォルダというのは、コンピュータの基本的な概念なんですが、僕の経験からいくと、パソコン初心者の人がぶち当たる最初の大きな壁と言ってもいいかもしれません。よって、話が少し難しくなるんですが、頑張って理解するよう努力して下さい。これを理解してもらえないと、パソコンが使えないということはないんだけど、ファイルやフォルダに関することは、 全て意味も分からず、ただ手順を暗記するという形になってしまうので、少しでもいつもと手順が違うと分からない。困ったという状況によく陥ってしまうんですよね。

 ファイルの説明に入る前に、簡単にパソコンの仕組みを知る必要があるので、そこから説明します。(もう読む気がしなくなったとは言わないでね。^^;  それに、パソコンを買いたいと思った時にも、これらは役に立つ知識だから。)

 パソコンは、CPU(シーピーユー)というところで、ものを考えたり、命令したりして、メモリと呼ばれているところに記憶します。人間で言うと、この2つは脳にあたりますね。CPUは思考をつかさどる前頭葉で、メモリは記憶をつかさどる海馬という感じ。従って、性能のいいと言われているパソコンは、このCPUの性能がいい。’ペンティアム○○○’というような言葉を聞いたことがないでしょうか。それは、このCPUの型番です。もちろん最新型のCPUを使っているものほど、性能がいいけど、その分、値段も高い。新しいのが出たら下がってきますけどね。
 パソコンを操作する人間は、キーボードやマウスを通して、このパソコンの頭脳に命令を送っていることになります。そして、命令を受けたパソコンは、言われたとおりのことをこなして、その結果をディスプレイに表示しているわけです。パソコンから見ると、キーボードやマウスは、目や耳で、ディスプレイは、口と言ったところでしょう。

 ところで、パソコンは、メモリでものを記憶すると書きましたが、メモリには、ちょっと困った欠点が2つあります。一つは、メモリは記憶しているものを電気信号で覚えているので、電源を落とすと、全て忘れてしまうこと。もう一つは、覚えていられる量が少ないということです。
 そこで、その欠点を補うために、ハードディスク(これもパソコンの中に内臓されています。)というものがあります。これは、人間に例えると、頭だけで記憶できないので、すごく厚いメモ帳を携帯しているという感じでしょうか。ハードディスクは記憶させると、磁気で記憶しているので電源を消しても内容は消えないし、メモリで覚えられることの何百倍ものことを記憶できます。パソコンを立ち上げると起動するWINDOWSも実は、ハードディスクの中に入っているんですね。
 なお、フロッピーディスクやCDーROMやDVDもハードディスクの仲間です。これらは、ハードディスクほど記憶できないし、スピードも遅いのですが、持ち運びが出来る点で優れています。

 で、パソコンが情報をハードディスクに記憶するための形式がファイルと呼ばれるものです。 画面上では、普通、アイコンの形で表示されてますね。これだけのことが書きたいがために、ここまで長々と説明しました。なんとなくでも分かってもらえたかナァ。